現在ポンプメーカー各社(荏原製作所、川本製作所、テラルキョクトウ)がインバーターを搭載した給水ポンプの受注を停止しております。
納期遅延ではなく受注停止です。
このことがどのような事態か想像できますか?
井戸ポンプについてはインンバーター無しのものがありそちらの方で代替えが可能ですが
高層階のマンション、施設ではインバーター制御のポンプが設置してあります。
お住いの地域だけの話ではなく日本全国に供給出来ないという事です。
例えば100世帯のマンションが10棟、ポンプが動かなくなったとしましょうそれだけで
1,000世帯の水の供給が出来なくなってしまいます。
供給ラインの復帰が早急には見込めないとなればお風呂やトイレも使用できなくなってしまいます。
メーカーの営業担当者も中小企業の一努力でどうにかなるものではありませんと切実に訴えられておりました。
ライフラインに直結する水の問題こそ今すぐにでも手を打たなければ大惨事を招いてしまいます。
例年にない寒波が予想される中、ガス給湯器、電気温水器も納期遅延で現在3ヶ月程度と言われています。
修理を依頼すれば当たり前に治り、不自由なく生活できていた事を幸せに思える。
当たり前と思っていたこと程、影で支えている人たちがいたからこそ・・・
そんなことを感じながら危機迫る状況を案じるS氏でした。